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アスリートたちへ心から感謝。そして「ともに生きる社会」を目指して。

パラリンピックは新発見の連続だった。そもそもパラ競技をこんなにじっくり見たこと自体初めてだった。いろいろな障害を持った人が、自らの障害をものともせず、トップアスリートとしてのパフォーマンスを繰り広げている姿に圧倒され続けた。人間の可能性をこんなにダイレクトに感じさせてくれたアスリートたちには心から感謝したい。

2020大会招致の際のスピーチが印象的だった谷真美さんから、8年前、「パラリンピックの会場をお客さんでいっぱいにすることが私の夢」と言われ、2015年「かながわパラスポーツ推進宣言」を策定して、ブームアップに勢力を注いできた。おそらく「パラスポーツ」という言葉はそれが最初だったと思う。それまでは「障がい者スポーツ」と呼んでいた。

残念ながら、無観客開催となり、谷さんとの約束は果たせなかったが、オリンピックと同じように終日、テレビ生中継されることになり、注目度がけた違いに上がったことだけは間違いない。谷さんご本人も、今回はトライアスロンの選手に生まれ変わって出場されていたのは素晴らしかった。

しかし、「WeThe15」。全人口の15%が障がい者だというが、私たちの日常生活でそんな実感はない。現実の社会は共生社会と呼ぶにはまだまだ程遠いと言わざるをえない。「ともに生きるかながわ憲章」を掲げる神奈川県にとっても大きな宿題をいただいたと思う。エンジン全開で真に「ともに生きる社会」目指して、頑張っていきたい。

 

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