2015年5月16日|
箱根の現地視察
箱根の現地視察。大涌谷の900メートルのエリアで温泉地学研究所所長の説明を受けました。天候不順で噴気は見えませんでしたが、戦闘機のような爆音には驚きました。しかし、たとえここで水蒸気爆発があったとしても、人的被害ゼロの態勢は万全。昨年の御嶽山の噴火以前から準備を進めてきて、常に先手先手で手を打ってきたことの意義を改めて確認できました。
つつじ満開の山のホテルはいつも通りの人出。午後にはバス60台がやってくるとのこと。宿泊客のキャンセルは2割弱あったとは言うものの、お客さんたちの「不安はあったけど、大丈夫だっていうから来ました。やっぱり来てよかった」という声に救われた感じでした。
箱根の玄関口、湯本の土産物通りは人でいっぱい。普通の観光地なら、これで大賑わいというべきでしょうが、商店の皆さんによると、例年よりお客さんは少ないとのこと。「仕方ないよね。がんばるしかないから」商店主のみなさんの明るく前向きな姿勢に安堵しました。
箱根視察後の記者会見で、地方創生交付金によるふるさと旅行券を箱根の観光のために特化して使うことや、売上減など影響を受けた業者への特別支援策など、国への要望も含め、徹底的に行なうことを発表しました。その後、横浜でのトークショーに参加。神奈川観光親善大使の八木亜希子さんと「箱根の今」と題して現地報告を行ないました。