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一年の計は元旦にあり

「一年の計は元旦にあり」の言葉通り、今日も10キロ、走りました。10月の横浜マラソンに二度目の出場を目指して頑張ります!

ところで、今日は年末に届いた「西本征央先生13回忌記念追悼文集・写真集」に目を通していました。西本君は高校の同期。灘校から東大医学部現役合格、そのまま東大内科に残り、スタンフォード大学、ハーバード大学などを経て、慶応大学医学部教授になった我が同期の中でも飛び切りの秀才。しかし、47歳という若さでガンで亡くなりました。

彼は渡米前に私に手紙をくれました。「自分はアルツハイマーの原因物質を突き止め、ノーベル賞を取る」と自信満々に綴られていました。半信半疑で受け止めていましたが、その後、彼の研究はノーベル賞の可能性があると聞いてビックリしました。

ところがあまりに独創的な研究だったがゆえに、帰国後は壮絶なイジメにあっていたという話を葬儀の場で聞いて、またまたビックリ。追悼文集に目を通しながら、無念の中で人生を終えていった彼のことを改めて偲んでいました。

彼以外にも志半ばで旅立った多くの同期がいます。私は「人生百歳時代」を謳っていますが、生きたくても生きられなかった人たちの思いをしっかり受け止めて、生かされている喜びを嚙みしめながら、自らに与えられた使命をしっかり果たしていこうと心に誓った元旦です。
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