2017年7月24日|
日野原重明先生の訃報に接して
日野原重明先生の訃報に接して以来、今の私がいかに先生の教えの下にいるか、噛みしめる毎日です。つねに医療の改革者だった先生から、教わった最大のキーワードは「いのち」という言葉です。
「終末期医療」「生活習慣病」「人間ドッグ」「音楽療法」などは、すべて私たちが今、主張している「未病」につながる考え方です。
病気に目を向けることよりも、「いのち」に向き合うことの大事さをさまざまな角度から訴え、実践し続けてこられた人生でした。
先生の企画原案で私がプロデュースしたミュージカル「葉っぱのフレディ」は私たち二人の協働作業でした。「いのちはめぐる」の言葉通り、先生のいのちは私を通じても生き続けていくことでしょう。
フジテレビ後輩の鈴木款君が「ホウドウキョク」のインタビューで私の気持ちをうまくまとめてくれました。