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ベストドレッサー賞受賞者の苦悩

横浜市の林文子市長から予算の要望を受けました。
神奈川県より横浜市の方がよほどお金持ちなのに、要望されるのはおかしな気持ちでした。

大阪の件があっただけに、いつも記者に聞かれます。
「神奈川も大阪のようなことになりますか?」

確かに、神奈川県には県と同等の権限を持つ横浜市、
川崎市、相模原市の3つの政令指定都市を抱えています。
大阪府と同じような問題があっても不思議ではありません。

しかし、橋下市長の当選の弁を聞いて、違いがよく分かりました。
「これで大阪府と大阪市の100年戦争に幕を引くことになります」

少なくとも神奈川県と横浜市とで、そんな戦争はありません。
それだけどころか、3市の市長と私とはとても良好な関係であり、
役割分担をしながら、実にうまくやっています。

特に林市長とは気も合い、息もピッタリです。
大阪とは違う神奈川モデルをアピールしたいです。

ところで、林市長と言えば、2年前の日本ベストドレッサー賞の受賞者です。
「賞をもらった次の日からたいへんでしょう?」彼女からそう言われました。

確かにそうなんです。おかしな格好で外へ行けなくなりました。
「あれでベストドレッサー?」って言われるのはマズイですからネ。

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