2012年5月8日|
外遊 ミャンマー視察
チェンナイからバンコク経由でミャンマーに入りました。
機中泊は覚悟の上でしたが、5時間のフライトと思ってたものが、
実は時差の関係で3時間。文字どおりの超強行日程となりました。
ミャンマー最大の経済都市・ヤンゴンは最貧国というわりに、
街には緑があふれ、街並みも美しく、しっとりとしたいい街でした。
それは大きな驚きでした。チェンナイと比べるから余計にそう思ったのかもしれません。
今回のミャンマーの民主化は本物だということで、日本やアメリカから視察団が殺到していました。
ただ、あまりに急激な変化なだけに、施設がついていかず、
今はホテルは満室、住居を探すのも一苦労という状況でした。値段も急騰しているようです。
ミン・スエ・ヤンゴン地域首相と会談し、電力不足や水不足などへの協力を求められました。
海外企業受け入れのインフラさえ整えば、大躍進が期待されるに違いないと思いました。
それにしても、軍事政権が倒されたわけでもないのに、民主化が急速に進み、
世界がいきなり注目を始めるというのは、なんか変!という感じがしてなりませんでした。
軍事政権とスーチー氏ら民主化勢力がうまく共存していけるかどうか、
まだまだ目が離せないというのが正直なところではないでしょうか。