2013年3月7日|
救急救命士養成特別講義
救急救命士養成の専門学校で特別講義をしてきました。翌日は卒業式で、私の講義が2年課程の最終講義ということでした。
車の到着を全校生徒が拍手で迎えてくれ、主任の先生から「救急救命士の父」と紹介され、
上機嫌で講義に臨むことができました。50分間、救急救命士誕生の舞台裏を語りました。
2年間のキャンペーン報道の後、救急救命士法が成立してすでに22年。私にとっても、あのキャンペーン報道はキャスターとしての原点でした。
「救急隊が医療行為するなどということは医師法違反だ」と強硬に反対する日本医師会を敵に回しての2年間。34歳で、まだまだ怖いもの知らずでした。
救急救命士の活躍によって救われたいのちはたくさんあるはずです。しかし、救急救命士の資格を持っても、
消防職員として働かないかぎり、その資格を活かせないという問題。そういう人が1万6000人以上もいるのです。
私が以前から訴えていた問題でしたが、改めて現場からの声をいただきました。神奈川県から変えていきます!