2021年2月20日|
今年をその元年にすべく、全力をあげていきたいと思っています
昨年の今日は、障がい当事者のみなさんたちが450人も大挙して県庁に来て下さった日でした。「不適切な支援をしっかりと検証して、津久井やまゆり園事件のような事件を起こさないで欲しい。暮らす場所は自分たちで決めたい。わたしたちは障がい者である前に人間だ」という要望書をいただきました。
当時は、津久井やまゆり園事件をきっかけに再生を目指す中で、私が打ちだした「利用者目線の障がい福祉」という考え方がなかなかご理解いただけず、苦しい立場に追い込まれていました。そんな中、当事者のみなさんから大きな激励をいただいたあの感激、今も忘れません。
あの直後から三密を避けようという話が出てきましたら、もう少しあとだったらあのように県庁の大会議場にみなさんを向かい入れることはできませんでした。コロナとの闘いともう一つの重要課題が利用者目線の福祉の実現です。今年をその元年にすべく、全力をあげていきたいと思っています。