フジテレビ後輩の八木亜希子さんが本格舞台初出演というので、「江戸は燃えているか」を新橋演舞場に観に行きました。ところが、たまたまの大ハプニング。出演中の松岡茉優さんが昼の部終演直後に倒れ、夜の部は出演不能になったとのこと。そこで急遽、代役を務めたのが、なんと！作・演出の三谷幸喜さん。黒子装束で、台本を持ったまま、お姫様役を演じるという珍妙な舞台になりました。

最初はどうなることかと思いましたが、本当はこういう演出だったのではないかと思うくらいの出来に。カーテンコールの挨拶で中村獅童さんが一瞬、涙声になり、ほんとうは深刻な事態だったんだと知りました。涙流しながらの大爆笑の連続、しかも最大の危機を笑いで乗り切った三谷ワールドを満喫することができました。