2015年1月28日|
五大路子さん「奇跡の歌姫・渡辺はま子」
五大路子さんの「奇跡の歌姫・渡辺はま子」を観劇。
フィリピンのモンテンルパに収容されていた日本人戦犯が望郷の思いを込めて作詞・作曲した曲を、
渡辺はま子が歌ったことにより、奇跡の解放につながったという史実に基づいたドラマです。
終戦70周年企画というだけあって、戦争がいかに愚かなものであるか、
そしてその傷跡がいかに深いものであるか、いろいろと考えさせられます。
横浜にこだわり続ける五大さんのこういう芝居こそ、私の目指すマグカル構想そのものです。
文化芸術のチカラによって、その土地に惹きつける。それがマグネットカルチャー、マグカル。
かつての横浜の物語を今の横浜で観ることで、余計にビリビリと感じるものがある。
マグカルの意味をきっと感じてもらえる作品だと思います。土曜日までやってます。