2014年5月24日|
動物保護センターが25年度の犬の殺処分ゼロを達成
神奈川県の動物保護センターが25年度、犬の殺処分ゼロを達成しました。素晴らしい成果をもたらすために尽力して下さったボランティアのみなさんと県職員を表彰させていただきました。
先日、平塚市にある動物保護センターを視察し、どのようにして殺処分ゼロを達成したのかのお話を直接、伺ってきました。かつては保護される犬猫の数は今よりはるかに多く、5日間だけ保護して、引き取り手がいなかった場合は自動的に殺処分していたそうです。
毎日、一つずつ隣の檻に異動させられ、最後の檻の隣は処分場だったと言います。なんの罪もない犬猫たちのいのちがこのようなカタチで奪われていくことは耐えられない。なんとか食い止めようと、ボランティアと県職員が一体となって、努力を続けた結果、このような快挙につながったということでした。
最も有効な手段は、引き取り希望者との引き合わせをする譲渡会だそうです。保護センターでも定期的に行なっていますが、公園などで行うことも多いようです。ボランティアのおひとりから、直接、手紙をいただきました。そこには、「もっと人が集まる場で、譲渡会を実施して欲しい、たとえば神奈川県庁の駐車場など」と書かれていました。
そこで、県庁公開日にご提案通り、県庁の駐車場で犬猫の譲渡会を実施することにしました。第一回目は5月31日になりそうです。引き取り希望者はぜひ、県庁までお越しください!