小田原の石橋で400年前の石切り場跡の水中遺跡を潜る不思議なダイビング体験。江戸城の石垣となる石を小田原から切り出し、船で江戸まで運んでいたそうですが、その運搬の途中に海中に落としたと思われる石を水中で確認することができます。
決め手は矢穴。巨大な石を切り出すために一直線に彫られた矢穴に、木材を挿入して分断させる、その矢穴こそが石切りの証拠。
苔むしたり、波に洗われていたり、サンゴに覆われていたり…。それを一つ一つ確認しながらのダイビング。水中考古学者になった気分でした。