2017年5月31日|
東京オリパラの費用負担、役割分担の話がようやく合意
東京オリパラの費用負担、役割分担の話がようやく合意にこぎつけることができました。私が一貫して主張してきた「立候補ファイルに書かれた原理原則どおり」が全員で確認されました。満足度100%の決着です。
水面下の交渉で、先週木曜日、最初に東京都から提示された合意案には「立候補ファイル」の件はいっさい触れられていませんでした。これは絶対に飲めないと強硬に主張し、「立候補ファイルに基づき」という言葉が入りました。
これにより、漁業補償や艇の移動費という最大の運営経費は、県以外の負担ということになりました。最大の成果です。やっと具体の作業に入ることができます。
また、セキュリティや輸送など350億円を開催県に負担させようというのが、最初の都からの提案でしたが、これも拒否することができました。この件は、少し時間をかけて議論していくことになりましたが、我々には大きな問題にはならないだろうと思われます。
なぜなら、セキュリティに関しては、「(県警のパトカーやヘリコプターを出すなど)通常の行政経費の負担でいい」という「保証書」なる文書が4年前に都の副知事から県の副知事あてに送られていたことが明らかになったからです。
小池知事がこの文書も原理原則と認められましたので、県の負担は当初からの我々の想定の範囲内となりました。