ホーム ブログ 熊川哲也氏演出のバレエ「ジゼル」鑑賞

ブログ

熊川哲也氏演出のバレエ「ジゼル」鑑賞

熊川哲也とKバレエカンパニーの「ジゼル」を観に行きました。
古典の悲恋の名作が熊川演出によって、再び鮮やかに蘇りました。
カーテンコールでも息が上がるほど、ダンサー熊川にとっても過酷な舞台だったようです。
しかし、自然なカタチでの全員スタンディングオベーションが物語るとおり、
熊川さんのみならず、総合的なレベルの高さは文句なし、素晴らしい舞台でした。

終幕後、いつものとおり、熊川さんに挨拶するため、幕の降りたばかりのステージ上に行きました。
ところが、そこでは熊川さんのジゼル役に大抜擢された佐々部佳代さんへのダメだしが延々続いていました。
幕が下りたばかりです。しかも私たちのような知り合いが挨拶に来ているのも分かっているはず…。

私の眼から見て、佐々部さんは大抜擢とは思えないほど、技術面でも表現力でも目を見張るものがありました。
それでも、いや、それだからこそ、熊川さんの指導はより厳しかったに違いありません。
最高レベルのプロの世界を垣間見て、終幕後、さらに感動した次第でした。

Archive

選択してください

Social Account

ソーシャルアカウント