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皆様からいただいたご意見に対して
黒岩祐治がお答えします

 選挙戦もいよいよ終盤戦となりました。選挙を通じて、県内各地でたくさんの出会いがあり、街頭や集会などで皆様の思いや率直なご意見を直接聞くことができました。それは私にとって大変貴重な現場の声を聴く機会にもなりました。

 その中で、特に多くご質問をお寄せいただいた点について皆様と共有し、それらに対する私自身の考えをお伝えしたいと思います。


◼︎成長戦略は大企業重視かについて
 「成長戦略は神奈川から」とのスローガンを掲げ、経済のエンジンを回すための政策について、街頭などで訴えてきました。しかし、成長戦略によって、格差が拡大するのではないか、大企業重視で自分は置いていかれるのではないか、と不安を抱いている方も多くいらっしゃいました。
 私が掲げている成長戦略としては、医療関連・ヘルスケア産業、ロボット産業、次世代エネルギー産業、そして観光産業という分野ですが、各分野共に裾野が広く、間違いなく、全業種、中小零細企業、商店街、農業、漁業等にまで波及効果のあるものです。大企業重視どころか、むしろ中小企業のための成長戦略と言っても過言ではありません。更に、各産業分野とも情報通信技術が鍵になりますので、この分野に比較的強いとされる若年層の雇用機会にも繋がります。また県民の皆様が起業できる機会も増えていくものと思います。


◼︎川崎市で起きた中一男子殺害事件について
 危険を知らせるサインが出ていたにも関わらず、周囲が十分な対応をできず、最悪の事態に陥ってしまったのは、残念でなりません。改めまして、深く哀悼の意を表したいと思います。根本的な原因がどこにあるか、川崎市も検証委員会で夏までに結論を出すべく検討していますので、その結果をもとに市とも連携して行政対応を徹底して行うとともに、必要に応じて警察やNPO、民間などと協力して、きめ細かく対応したいと思います。


◼︎県立高校の進学率低下などについて
 かつて名門といわれた県立高校ですら、進学率が低下傾向にあります。現状を懸念し、今後の高校教育をより充実させることを、県に期待するご意見が多く寄せられました。
 県立高校のあり方については「かながわの教育を考える調査会」の報告に基づいて、現在、県立高校改革に取り組んでいるところです。今後の生徒数の減少傾向に対応して、再編・統合を進めていかなければなりません。
 その際には、進学に重点を置いた学校については、学級数を多く配分して学校活力の向上を図ります。また、学習状況に課題のある生徒や、支援が必要な障害のある生徒が在籍する学校等については、その実情に応じた指導や支援が可能となるよう、柔軟に対応していく必要があります。
 このような改革を推進することで、県立高校が子どもにとって、より充実した学びの場となるよう、務めてまいります。

 

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