2年ぶり、2回目となる「ME-BYO(未病)サミット2017in箱根」。

前WHO事務局次長アサモア・バー氏、元宇宙飛行士の向井千秋さんらの基調講演に始まり、未病指標をいかにして策定していくか、それを元にいかに一人一人の行動変容につなげていくか、二日間の熱い討議を経て、「ME-BYO未来戦略ビジョン」を取りまとめました。前回に比べ、議論の質が確実に進化、深化していて、ME-BYOは超高齢社会を乗り越えるためにキーワードとして、国際的に定着しつつあることを実感しました。

向井さんの宇宙から見た気象と健康の関係、それを未病の視点で読み解く話は圧巻でした。

同時に、WHO（世界保健機関）の神奈川県に対する期待感もさらに高まっているのは間違いありません。WHOのエイジフレンドリーシティー、これまで日本での参加はわずか2市だけでしたが、今回県内19市町が一気に参加したことも大きなインパクトがありました。