2015年3月2日|
ALS・ILP(自立生活プログラム)のシンポジウム
ALS・ILPのシンポジウムの冒頭、参加させていただきました。
ILPとはIndependent Living Program(自立生活プログラム)のこと。
ALS患者さんにとっては痰の吸引はいのちをつなぐために欠かせない処置。
これをヘルパーさんにやっていただくためには特別の研修が必要です。神奈川県は独自にその研修への支援を決めました。
実地研修先を確保するための奨励金を出したり、指導する医師や看護師に謝金を支給したり、
特別の研修をしたりということで、来年度予算案に1800万円を計上しました。
この内容を私に代わって、副知事から神奈川県の取り組みを説明させていただきました。
「有言実行の神奈川県!」「画期的な取り組み!」とのお褒めの言葉をたくさんいただきました。
このテーマについては知事になる以前から取り組んできた課題であり、
福祉先進県としての神奈川の伝統を守り通せたかなと安堵しているところです。
私にきっかけを与えて下さった橋本操さんとの再会。うれしかったです。