また、高校の同級生が亡くなりました。我が同期一番の二枚目で最高のモテ男だった高木繁君。灘中・灘校・慶応医学部を経て、精神科医として活躍しただけでなく、大学生の頃から今でいう婚活イベントをプロデュースする会社を立ち上げ、大成功。ところが、60歳を前に働くのを止め、もともと趣味の蝶々のコレクションのために、半分くらいは長野県の山の中で蝶々を追っかけるという生活に。

見栄え、生き様がカッコイイだけでなく、心根の優しい男で、2か月に一度、開いてきた高校の同窓会「江戸半会」の幹事役を30年以上にわたり、務めてくれました。僕も彼にどれほど世話になったか、助けられたか、分かりません。

大きな手術を乗り越え、去年の夏には江戸半会に復帰してくれたのですが、結局、病魔には勝てませんでした。享年64歳。今週金曜日の江戸半会で、みんなで彼を偲びます。あまりの悲しみに心にポッカリと大きな穴が開いてしまったような、虚しさを感じています。