2014年3月29日|
国際医療人材養成シンポジウム
国家戦略特区の認定を受けた翌日の「国際医療人材養成シンポジウム」。
まさにタイムリーなイベントとなりました。我々の特区の項目の中に「国際医療人材を養成する教育機関」が入っているのですから。
我々と覚書を結んだシンガポールからシンガポール大学副学長ジョン・ウォン氏、アメリカの元FDA次官ジョン・ノリス氏らを招き、
私がキャスターに戻って突っ込んだ討論を行ないました。
国際医療人材とはどういう人材なのか、それを養成するにはどういう教育機関がいいのか、さまざまな角度からの議論となりました。
シンガポールにはシンガポール大学とアメリカのデューク大学が合体したメディカルスクールがあります。
メディカルスクールとは大学を卒業した人が4年間学び、医師国家資格を取れる養成機関です。アメリカはメディカルスクールです。
特区の中に、たとえばアメリカの大学と日本の大学の合体したメディカルスクールを作るのがいいのではないかという方向で議論がまとまりました。
授業はすべて英語で、アメリカの教授らによる授業が行なわれ、医師国家資格を得た後はまずは国際的なステージで活躍してもらおうというわけです。
課題はさまざまにあるとは思いますが、さっそく具体の検討に入ることにしました。
(写真は応援に駆けつけてくれた稲田大臣とジョン。ウォン氏)