富山県との交流事業で利賀芸術公園を視察。元早稲田小劇場で劇団SCOTを率いる、伝説上の演劇人、鈴木忠士さん。山深い利賀の地に演劇拠点を移して42年。古民家をいくつか再生した劇場群、花火を打ち上げられるというダイナミックな野外劇場。そこはまさに鈴木ワールドでした。

3週間にわたって開かれているフェスティバルで二つの作品を観劇。独特な前衛劇で、ストーリーを理解することはほぼ不可能と思われた作品なのに、客席には外国人がいっぱいで拍手喝采しているのには仰天しました。

国内以上に世界で認められている鈴木さんならではの世界がそこにありました。これこそ、私が目指すマグカル（マグネットカルチャー・芸術文化のチカラで人を引き付ける）です。ものすごい刺激を受けました。