2015年1月20日|
「かながわパラスポーツ推進宣言」
東京オリパラ招致の立役者、パラりピアンの佐藤真海さんが妊娠されたってニュースに接し、他人事ながらうれしくなりました。
先日、ご主人とご一緒にバレエを鑑賞されている時にたまたま再会し、結婚のお祝いをお伝えしたばかりでした。
2年前に初めてお目にかかった時、真海さんが「パラリンピックの会場をいっぱいにしたい」と言われました。
その思いを実現できるように、神奈川県で何ができるか、真剣に検討を続けてきました。その一つが先日の「かながわパラスポーツ推進宣言」です。
世界の舞台で活躍するパラリンピアンは、自らに残された運動機能を限界まで鍛えて、最大限の力を発揮できるよう創意工夫し、努力しています。
誰しも高齢化が進むにつれ、運動機能は衰えてきます。少しずつ障害が進む中で、
パラリンピアンから自分の運動機能の活かした方を学ぶことはとても意義あることです。それは「未病を治す」ことにもつながります。
そこで、県ではパラスポーツを「障がいのある人がするスポーツ」という考え方から一歩進め、
「すべての人が自分の運動機能を活かして同じように楽しみながらスポーツをする、観る、支えること」を「パラスポーツ」と捉え、
「かながわパラスポーツ推進宣言」を発表しました。
今後、神奈川でパラスポーツを広く普及していきながら、パラリンピックをみんなの憧れの大会として、幅広く応援していこうと考えています。